[128]問診・血液検査 |

脂肪吸引の施術前に、問診を必ず行います。特に大きな病気を患っていないかどうかなど、術後の順調な回復を完璧に行うためのチェックです。
血液検査は、最近3ヶ月以内の検査結果(ヘモグロビン、血小板数、肝、腎機能)をお持ちでしたら、そのコピーでも結構です。
より慎重を期す場合には、事前に診察と血液検査を受けていただくか、ご予約の際に血液検査で必要な項目をお知らせしますので、お近くの病院であらかじめ血液検査を受けていただき脂肪吸引の施術前までにご郵送いただく方法でも結構です。
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[129]麻酔法 |

麻酔には脂肪吸引施術の程度に応じて局所麻酔、吸入麻酔、静脈麻酔、硬膜外麻酔、全身麻酔等があり、それらを単独あるいは併用して用いられます。
美容外科の領域では、緊急性を要さないため何より安全性が重視されます。とはいえ、範囲の狭い脂肪吸引であれば局所麻酔のみで十分なのですが、範囲が広くなるとこれだけでは痛みのコントロールが不十分になる場合があります。

最近では、持続注入器(シリンジポンプ)という装置を用いて、一人ひとりの最小限の麻酔深度で、十分な入眠が得られる安全な静脈麻酔法があり、これを採用することにより、眠っている間に脂肪吸引の施術を終了することができ、キレがいいため、その後に不快感を残すことなく、日帰りで手術が行なえるようになっています。

麻酔の専門医がいる当院では、患者様のご要望と手術部位、範囲に応じて、十分要望をお聞きし、麻酔プランを立てます。大学病院に劣らないレベルの設備と、最新の麻酔技術の中から、リラックス麻酔から完全無痛麻酔まで、最適な麻酔法をご提案することができます。

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[130]チューメセントテクニック |

脂肪吸引施術の前処置として、行うのがチューメセントテクニックと呼ばれる処置です。これは吸引部位の麻酔及び止血効果を高め、よりデザイン性に富むラインの実現のために行います。
このチューメセント(TUMESCENT)テクニックが普及してから、脂肪吸引は格段に安全な処置へと進化しました。
脂肪吸引予定部位にカニューレを通し、止血剤やpH調整液を含んだ麻酔液を相当量注入することで抜群の効果を発揮します。

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[131]EUA超音波 |

EUA超音波をあてると、脂肪細胞の結合が緩み、細い管で吸引しやすい状態になります。これにより、身体への負担が軽くなり、施術時間も大幅に短縮されます。また、手術後の痛みや腫れも少なく、回復期間も早まるので、学校や仕事が休めないという方にも適しています。もちろん、超音波をあてる際に痛みや熱さの心配はありません。EUA超音波脂肪吸引のメリットは以下の通りです。

・従来の脂肪吸引に比べ内出血などがほとんどなく回復が早いため、広範囲の吸引が可能
・身体への負担が少ないため、一度に広範囲の脂肪吸引も安全にできる
・より繊細な脂肪吸引が可能で、取りムラが少なく仕上がりがきれい
・脂肪細胞の結合が緩んだことにより、脂肪吸引が容易になり施術時間が短縮される
・体への負担が軽くなるため、脂肪吸引施術後の回復も早まる
・超音波による皮膚の引き締め効果がある

当院が、いくつかある脂肪吸引手術法の中でEUA超音波を推奨する理由はこの5つの理由からなのです。EUA超音波により、脂肪の結合を緩め、脂肪吸引を容易にするので、より繊細でより自然な仕上がりを可能とするこの分野の最先端技術です。
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[132]スキンプロテクター |

脂肪吸引の術後の傷跡を最小限に抑えるのが、このスキンプロテクターです。
脂肪吸引する際には、吸引部位にの小さな入り口を空けます。これは脂肪吸引に使用するカニューレ(細い管)を通すためのものです。
脂肪吸引における高度な技術の一つに、カニューレの自由自在なコントロールがあります。
自由自在にコントロールするということは、それだけ入り口に摩擦などの負担をかけることになります。そこで、入り口(皮膚)部分を保護するのがこのスキンプロテクターなのです。入り口のダメージを最小限に抑えることにより、美容外科ならではの極めて良好な美しい仕上がりを実現できるのです。
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[133]脂肪吸引 |

脂肪吸引には、カニューレという細い管(直径1.6〜3mm)を使用します。吸引孔をできるだけ小さくするために、従来よりさらに細いものを使用しています。
吸引孔は、通常皮膚のしわに沿って目立たない部位を選んで作ります。
当院独特のムラや凹凸、取り残しを出さない高度な脂肪吸引技術は、エルコーニアレーザーによって脂肪を柔らかくすること、そして柔らかくなった脂肪をカニューレの繊細な動き(前後左右の自由自在な動き)で吸引することから生まれます。美容外科医療の先進国であるアメリカで300以上の専門クリニックが採用している脂肪吸引は、最も安全性が高く、最も進歩した方法として定着しています。当院でもいち早く導入し、1万5000件を超える症例数を数えるほどになっています。
※2009年4月時点
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[113]施術費用 |
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